あらあら。土曜日の朝8時に目が覚めた...と言うか金曜日はDVDを観終わる頃に眠ってしまっていた。22時前くらいかな。
僕はだいたい金曜日は徹夜というか土曜日の朝まで起きている事が多いのだな。 これは「そろそろ規則正しい生活をしなさい」っと神様からのお告げなのかもしれない。 あれ?僕は無神論者じゃなかったっけ。否、そんなに強くない。苦しいときは神頼みもする。 昨日だってワラ人形って書いたけど、これってある意味神頼みだし。 うーん。要するに無神論者じゃなくて有神論無宗派なのだな。 宗教にかぎらず団体に所属して活動することは長続きしないし。 そう言えば最近DVDの感想を書いていなかった。 忙しい割には1週間に2つは観続けていたのですけど。 あまり印象に残るものが少なかったのかな...否!僕が怠慢だっただけです。 ということで今月観た映画の概要です。 アビエイター(アメリカ映画) 第2次世界大戦中に実在した政商の人生を綴ったもの。 主演はレオナルド・デュカプリオ。 これは大作だった。 僕はあまりアメリカ映画を観ないので偏った解釈かも知れないけど、ある意味戦争に対して肯定的ではなく、ましてや批判的でもなく、事実に忠実な内容なのは久しぶりだった。 浪人時代にある講師が「戦争を食い止めるには悪の商人を生み出さないことが大切だ」と授業そっちのけで演説していたのを憶えているけど、それを確認するような内容だった。 誰も知らない(邦画) これは有名な映画なので知っている人が多いと思いますが内容は、父親の違う兄弟が母に捨てられて子供達だけで生活する事になった状態を描いたもの。 これも噂に違わず素晴らしい映画だった。 でも僕の個人的なことだけど、2つの理由で観ていて辛いところがあった。 僕は子供の頃、両親が共働きのいわゆる鍵っ子だったので自分の生活習慣が不規則になってしまいやすい原点を見ているようで共感するとともに辛かったのだな。 もうひとつは、僕は25歳くらいの時社会福祉法人の児童施設で住み込みの非常勤教師だったことがあったのです。 その施設はこの映画で登場する親のない子供や親に虐待されて行き場を失くした子供達をあずかる学園。半年くらいいたのですが、自分の事さえ世話を見ることができないのに、他の子供達の世話できるはずもなく挫折したのでした。その時のことは今でも哀しい思い出で決して忘れられない僕の汚点でもあるのです。 でもこの映画は観る事ができて良かったのかもしれない。 最近、忙しさにまかせて忘れていたいたものを再確認させてくれたから。 インストール(邦画) これは登校拒否になった女子高生と同じマンションに住む小学生が知り合ってネットを使った性商売をやるといった内容。 主演は上戸彩 原作は芥川賞作家の綿矢りさ 小説じたいは原作者の経験に基づいた内容らしい。 上戸彩が今時の女子高生を自然に演じていて肩の凝らない秀作でした。 下妻物語(邦画) ヤンキー娘イチゴとロリータ娘桃子が偶然知り合って最強の親友になっていく話。 僕はこんな映画が大好きです。こんな映画を待っていたのです。 とにかく笑えるし、話の展開も退屈には絶対ならないように作られている。 桃子役をやった深田恭子がいい味を出していて秋山羊子の世界と重なった。 下妻は茨城県だけど桃子の出身地が兵庫県尼崎というのも納得がいく設定。 これはコメディ映画好きなら是非観たほうがいいです。 黄泉がえり(邦画) 「いま会いに行きます」と同じような内容なのでリンクで確認して下さい。 ヒットした映画なので期待したけど、僕にとっては駄作でした。 出演者に金かけすぎだし、こんな内容ならテレビドラマでやればいいのにと思いました。 純愛中毒(韓国映画) 仲の良かった兄弟が偶然同じ時に交通事故に合う。1年後弟は奇跡的に意識が回復するが、たましいには兄が入り込み兄嫁と複雑な感情を抱きながら恋愛関係になっていくといったもの。 主演はイ・ビョンホン 最初は退屈な映画だと思ったのですが、最後のどんでん返しを観終わると、「なるほど」と思わせる映画だった。それにしてもイ・ビョンホンは名優ですね。 父と暮らせば(邦画) 終戦後の広島で死んでしまった幽霊の父と図書館勤めの娘が暮す話し。 主演は宮沢りえ、原田芳雄 ほとんどがこの二人の会話だけで成り立っている映画。 これは退屈な内容でした。 原作からすると忠実に再現しているのかも知れないのですが、映画にするならもうちょっと脚色を加えた方がよかったのでは、って思った。この脚本なら舞台演劇でやればいいのに。 ラン・アウェイ(韓国映画) 殺人事件を目撃したふたりが闇組織に命を狙われて逃亡を繰り返す内容。 主演はイ・ビョンホン 悪くはないけど内容が昔あったアメリカ映画みたいで新鮮さは感じられなかった。 でも韓国が東洋のハリウッドを目指す原点が垣間見られた内容です。 以上今月観たDVDの映画でした。
by jun_hara
| 2005-10-29 11:06
| 週末
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