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美辞麗句



『幸せについてコメントすれば、当たり障りのない美辞麗句』
こんな歌詞は思春期の感受性を過ぎたら、まず書けない。
でも感受性を言葉にする勇気がなければ、誰にも心を打つ歌詞にならない。
『自己陶酔』と『謙虚な振り返り』とは別物だということを受容しなければ。

歴史もまた同じ。
過去の成功者の言葉を部分的にとらえたら、それは自己陶酔に見える美辞麗句に過ぎない。
人生で歴史を学ぶ一番大切な動機づけは『無知の知』。
本当に知れば知るほど、いかに何も知らないかを痛感する連続。
だから安易に愛とか夢とか、綺麗な言葉をメディアやネットで読むと、鳥肌が立つ。

例えば『積極的平和』なんて『軍事力の強化』に過ぎない。
現代で一番怖いのは、言葉以上に
映画やネットのツイキャスなどで動画が氾濫し、
感覚だけで右傾化を恐れなくなっている人たちの事。

どんなに時代が変わっても、無知のままの断定ほど怖いものはない。
振り返れば多分、これがポビュリズムの影響力と呼べる歴史の怖さなのだろう。
数の論理や今の雰囲気に誤魔化されない自分を維持したいと肝に銘じ続けたい。

あっ!そうそう、今夜のライブのセットリストを書かなきゃ。

1.生まれた街で
2.大蔵本町
3.女友達
4.夢を唄う
5.大きな愛


いつも評判がいい「大蔵本町」はCDをはじめ音源にしていないので、
近々レコーディングしてYou Tubeで公開してみます。
by jun_hara | 2014-04-07 00:08 | music | Comments(0)


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