カテゴリ:映画( 11 )

はだしのゲン


もうすぐ震災から3年経つ。
勿論、福島第一原発事故からも。
安倍政権になってからも、どんどん核の脅威から離れていくというか、放射能の恐ろしさが風化されてきている。
論より証拠で昨日は「はだしのゲン」のアニメDVDを観た。
どうやら全編がこちらの無料動画でも観られるので
広島に行けない人や為政者は、せめてこれらを観た上で、戦争と原発の危うさを知ってもらいたい。
by jun_hara | 2014-03-08 18:49 | 映画

陽だまりの彼女



久しぶりにレイトショーで陽だまりの彼女を予約して、109シネマズ木場まで行ってきた。

ストーリーは兎も角、主演の二人が適役。
特に、上野樹里はやっぱり、こういう役がよく似合う。
とても加古川出身だと思えない。

いつか播磨弁で演じる姿を見てみたいものだ。
by jun_hara | 2013-10-19 07:11 | 映画

良書との出会い


やっと永遠の0 (講談社文庫)を読み終えた。
570ページに及ぶ長編小説を読んだのは久しぶりだった。
著者からのコメントで
この小説のテーマは「約束」です。
言葉も愛も、現代(いま)よりずっと重たかった時代の物語です。

とある。

僕らのような戦前・戦中・戦後を経験していない世代は
憲法に定義されている言論の自由を謳歌し
やかましいほど簡単に愛を歌ったりするけど
今回の本を読み終えて
これらが決して当たり前ではなく
過去の深い歴史の上に立っていられることを痛感させられた。

9/8は父の1周忌である。
父の生まれたのは1934年(昭和9年)であり、終戦が1945年であるから
11歳で「これまで学校や国で教えられてきた歴史はうそでした。」と言われた世代になる。
父は自費出版を3冊も出しているほど文学好きであったにも関わらず
歴史についてはまったく関心を示さなかったのも
これらに起因するからではないだろうか。
父には訪ねていないから、もう知る由もない話だけれど。

僕は小学生の頃、日本の城に興味を持ち、歴史好きになった。
しかし若いころは戦前・戦中・戦後について断片的にしか勉強しなかったので
今につながる歴史を深く勉強しだしたのは30歳を超えてからである。

なのでなかなか固有名詞を記憶することが難しいのであるが
これらの時代から今に至るまでの真実については
勉強すればするほど如何に無知であるかに気づかされる。

僕らの世代は平和ボケまでとは言わないが
イディオロギー、社会不安、社会的差別とは無縁で若い時を過ごしたため
いや、それらはいつの時代にも存在していたのにも関わらず無関心であったため
明らかに命や人心の重み、それに国とは何かと言うことについて無頓着になりがちである。

そんな世代の僕にとって、今回の本との出会いは
どんな時代の経過を経て生まれ
これからどんな時代にあらがってでも生きていかなければならないか

を沈思黙考するため、謙虚な気持ちで多くを学び、
物事を複眼的に観ることができるよう努力していかなければと思った
良書との出会いだった。
by jun_hara | 2013-09-07 05:30 | 映画

タイムスクープハンター


ムビチケで座席予約(1,400円)しておいたタイムスクープハンターを観るためユナイテッド・シネマ豊洲へ行ってきました。
1日は映画の日なので1,000円だったから、本来ムビチケは使わない方がよかったのだけど。

開演は11:55からで約2時間。
これはテレビ版を観ていなくても楽しめる内容。
これほど安土城の細部にまで入り込んだ映画は初めてじゃないかな。

鑑賞後、三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと内で昼食にしようと思ったけど、どの店も行列だらけ。
しかも気分が悪くなるくらいどこもかしこも親子連ればかり。
そうなのだ、日本では今日は9/1だから2学期の始業式のはずだけど
日曜日なので、夏休み最後の日だった。

ここは諦めて深川ギャザリアへ移動。
35度を超える中、全て自転車だったので結構ハードな移動。
帰宅後、カットのために表参道へ。

兎に角、暑い一日だった。
by jun_hara | 2013-09-02 00:21 | 映画

パラパラ漫画



ところどころあまちゃんにも登場する鉄拳作パラパラ漫画。
これって凄い才能!
っちゅーか天才!
天才は1%のひらめきと99%の努力というのが解るな~。
by jun_hara | 2013-08-20 23:54 | 映画

終戦のエンペラー


今日は1日なので映画の日。
なので入館料1000円で入れるため終戦のエンペラーを観に自転車でユナイテッド・シネマ豊洲まで行ってきた。

メインテーマは太平洋戦争における昭和天皇の戦争責任についてである。
邦題は終戦のとなっているが英語タイトルではEMPERORだ。
ハリウッド映画なので、あまり期待していなかったが、予想以上に時代考証がしっかりしていて見応えがあった。
ただ、東京湾なのに名古屋城の天守閣が背景にあるなどスクリプターがちょっと雑なところや、
無理に恋愛をからめているところなど、突っ込みたいところはあったけど。

史実として太平洋戦争を始めたのが誰なのかとなると未だ難しいところである。
勿論、東条英機が首相であった時の真珠湾攻撃で始まったのは事実だが
ハルノートからしても、日本がアメリカから窮鼠猫を噛む状態に追い込まれたことは否めない。
それこそ、あらゆる角度からこの戦争に至る経緯を調べると、満州事変や日露戦争どころか江戸時代のペリー来航までさかのぼることになる。
※アメリカではペリー来航は日本に対する1回目の戦勝と言われている。
この映画の中での近衛文麿の台詞は正論である。

いずれにしても、この戦争を終わらせたのは昭和天皇であり、マッカーサーとの会談の場面では涙腺がゆるんでしまった。
この映画だけであの戦争を総括できるわけなど決してないけど、少なくとも風立ちぬを観るくらいなら、こちらを観た方が遙かに歴史の勉強になる。

8/3(土)午後10時00分~午後11時00分にEテレでSWITCHインタビュー 達人達(たち)「宮崎駿×半藤一利」という番組が放送される。
さて、ここで宮崎さんが納得のいく言葉を出せるのか見届けたいものだ。
by jun_hara | 2013-08-01 19:29 | 映画

風立ちぬ



昨日、木場109シネマズのレイトショーで観てきたのだけど
正直、コンセプトがイマイチわかりにくい映画だった。
もしこれがジブリ作品ではなく実写でやっていたら、途中で席を立ったかもしれない。

ネットで
明確な起承転結が無いのでちょっと体感時間が長いし、構成も少し散漫な感じがするんだけどね。
それでも、飽きずに観ていられるだけの力は十分あったと思う

と言う評価があったけど、
この
明確な起承転結が無いのでちょっと体感時間が長いし、構成も少し散漫な感じがするんだけどね。
は同意見。
しかし
飽きずに観ていられるだけの力は十分あったと思う。
とは思わなかった。

関東大震災にしても宮崎アニメだとリアリティがなかったし、時代の閉塞感をくみ取るには登場人物のメインがブルジョワのせいなのか、全く悲惨さのかけらもない。
昨年のコクリコ坂からは、見終わった後に、貧しくとも古き良き時代のメッセージが記憶にとどまった。

しかし今回は、
技術者は戦争のために飛行機を開発しようとしたのではなく、
「空にあこがれて、空をかけてゆく」ことにロマンがあり、
それこそがモチベーションとなって、零戦という画期的な国産飛行機が生まれた。

と言うところだろうけど、
いったい宮崎さんは誰に何を感じてほしかったのだろう。

生きねば!がメインテーマであるなら、零戦はその対局にある。

確かに当時零戦の戦闘能力が凄かったことや芸術的にも美しいことは否定しないが
かつてアメリカの兵士が証言したように
日本の飛行機は、搭乗員の命を軽視しすぎている。
と言ったことは僕も同じ評価である。

ただ、エンディングのテーマ曲ひこうき雲は、リマスタリングされていて凄くいい音だった。
by jun_hara | 2013-07-29 21:12 | 映画

のぼうの城



久しぶりに痛快な映画だった。
しかもこれは歴史上の実話である。

観終わった後、自分がいかに小さいことで悩んでいたか気づかせてくれた。
何度も観返したい映画だ。

オフィシャルサイトのぼうの城
by jun_hara | 2012-12-02 23:30 | 映画

タイタニック3D


昨日は木場の109シネマのレイトショーでタイタニックの3D版を観てきた。
前列の客席は一人で貸し切り状態。
安心して涙も流せました。

この映画は1997年がロードショーだったから15年前にヒットした作品。
当時は映画館では観てなくて、VHSを買ってみたのだけど、これが3Dだとどうなるか興味津々だった。
結論としては100年に1回の超大作に変わりはない。
エンディングが嫌いと言う人もいるが、僕はそうは思わない。

前回観たときと比較して違うところは3Dということと3.11がフラッシュバックしたことだった。
津波と沈没。
どちらも海の脅威なのだが、これを3Dで観ると3.11の津波の悲惨さがよみがえった。

誰がなんと言おうと「ローマの休日」と「タイタニック」は
僕にとって一番大切なものを思い起こさせてくれる特別な映画です。
by jun_hara | 2012-04-20 23:46 | 映画

山本五十六

映画連合艦隊司令長官 山本五十六を観てきた。
原作は半藤一利氏の山本五十六であることをTBSの時事放談で知って観に行った。
昭和史に興味がない人は「誰?」っていう人物だけど、少なくとも70歳以上の人は名前だけは知っていると思う。
真珠湾攻撃時点での連合艦隊司令長官であり、戦死においては国葬もされた軍人である。
そして栗林忠道と同じくアメリカへの訪問もやっており、出来うる限りの最小限の戦争と早期講和を常時念頭に入れていた人物である。

太平洋戦争においては、何故あんな無謀な戦争をすることになったかは一言では語れない。
ただ、戦後教育で本当の国史を正しく教えられなかった世代は、自力でも研究をし直すべきだと思う。
でないと原発問題においても日本人論など語る資格はないと思う。

福島第1原発事故について、大手メディアの発表を「大本営発表」と言われることが多いが、本当に「大本営発表」観た人は、録画も含め記憶にとどめている人がどれだけいるのだろうかと思う。
史実と照らし合わせた場合、「大本営発表」と「民意の閉塞感や高揚感」の関係性をも理解せず、この安直な表現を現在のメディアに当てはめて使う人には虫ずが走る。
決して枝葉末節の指摘ではない。
一番大切な表現のあり方にかかわるからだ。

今に繋がる本当の歴史を知っているなら、流行語ではないこの「大本営発表」という表現を現在のマスメディアに当てはめて語って欲しくはない。
本当の放射線による被爆者がリアルな被爆に伴う苦渋として経験するのはこれからなのだから。
上杉隆氏の年内ジャーナリスト引退宣言後のこれからは、このことを知っていてやっている。

話は前後するが、戦中の国民が得られるメディアは新聞とラジオしかなかった。
今はどうかといえば、Webを通じて多くのジャーナリストとして食っている人達が、マイナーなりにもその情報発信で飯を食えているし、発信さえ国境を越えてできる。
確かに日本記者クラブという既得権益を持ったジャーナリズムのあり方は巨悪であるが、これをとらえても戦中と現在では境遇が全然違うことを認識した上で「大本営発表」と言う表現と照らし合わせて欲しい。

少なくとも、ネットでこの表現を使う人は「本当に太平洋戦争に至った背景をわかっているのか」ということが多い。
太平洋戦争を行った検証は未だ確定的な歴史的説明など誰もできないのだ。
それにも関わらず、山本五十六、栗林忠道、そして東条英機などを一色単(いっしょくたん)にして当時の軍人と言うだけで悪者扱いだけにしてる人が多いのではないだろうか。
特にやっかいなのは中途半端な教養を持って世界史(西洋史)にはある程度詳しいが国史(日本史)については今のマスコミレベルで情報発信をしている人だと思う。

リアルタイムの事実をスケープゴートで切り、説明率を上げるのは容易い。

しかし、例えば1941/12/8時点で国力差が10倍も違い、しかも9割の石油輸入先であるアメリカに対しての戦争を何処のバカが精神論だけで開戦させるだろうか。
先に示した人達は誰もがこのことを知っていて『立場』という運命の上で生きたに過ぎないことが99%なのだ。

基本的に僕は情緒に依存する右翼が大嫌いだし、野党や左翼でさえ「提案のない批判」だけを続ける存在には辟易としている。
ましてや官僚から弄ばれたままで、与党として崩壊状態の民主党に投票したことへ後悔もしているけど、
かといって自民党をはじめとする代替えの政党がない状況には、民主主義なのに選択枝がないことでは途方に暮れている。

福島原発の件に関しても、勧善懲悪的に御用学者とか誰が作り出したか解らないキーワードをただのフィーリングで使っているステロタイプの情報発信者の言葉には嫌悪感を憶える。
これでは戦中の隣組やNHK朝ドラのカーネーションに出てくる国防婦人会など、個人の生活世界にとって一番監視社会を煽った一般人と変わりないではないか。

本気で原発についてジャーナリストとして情報発信したいなら、少なくとも1度は福島へ足を運ぶべきだと思う。
でなければ安直に原発の現場にかり出されている人達を英雄化するようなことの前に、
「いったいこんな現場に連れてこられた人達はどんな人達なのか?」を知るべきだ。
答えを言えば、原発の事故現場最前線で行動している人は
大阪や東京などで浮浪者だった人で、人身売買みたなヤクザな人材仲介業者がかき集めたのが殆どなのだ。

太平洋戦争については追体験が難しわけだけど、こちらも少なくとも、半藤一利氏の昭和史 1926-1945レベルの知識くらい身につけて語って欲しい。

世界中が「確かなものなど何処にもない」と知らされた1年だったから。
by jun_hara | 2011-12-29 23:53 | 映画