<   2013年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

隣国


毛沢東生誕120年と首相の靖国参拝のニュース...
これがクリスマスの次の日とは不思議である。
勿論、中国は靖国参拝について猛抗議している。

僕が中国に対しての知識を問われたら
時系列に書いてみると
・春秋戦国時代を経て国家統一を成し遂げた秦の始皇帝と万里の長城
・遣隋使、遣唐使を参考にして確立された日本の朝廷
・魏・呉・蜀三国時代と三国志
・チンギスハンに始まる世界最大の国土を誇る帝国と元寇
・漢民族による近代最後の王国である明
・そして帝国主義の時代に翻弄されて滅んでいった清
・蒋介石による中華民国建国
・満州事変から日中戦争と言う15年戦争による日本軍の国家侵略
・日本敗戦後の国民党と共産党による内戦
・長征後の毛沢東による中華人民共和国の建国
・鄧小平による改革開放路線
・1976年と1989年の天安門事件
・2008年北京オリンピック
ざっくりとはこういったところだろうか。

ところが一番知らなければならない近現代史である中華民国(現・台湾)、中華人民共和国についてどれくらい知らされているだろうか。

文化大革命と聞かれて説明できる一般の日本人はどれくらいいるだろう。

先日ソウルを訪れて、王朝文化の建造物についてガイドをしてもらった時に、
「これらは中国と朝貢貿易を行っていたころのものですが
 中国では文革によってすべて破壊されてしまったので
 貴重な遺産です。」
と聞かされた時に、政治思想の乱用による恐ろしさに気づかされた。
要するに文革によって中国王朝の歴史建造物は共産主義の名のもとに破壊しつくされたのだ。

今や中国はアメリカに取って代わるほどの勢いで世界経済を席巻している。
たった10年前には誰も想定していなかっただろう。
それどころか、投資家以外は5年前でさえ今日の中国の勢いと
その影響について説明できないはずである。

北京オリンピックが終わりリーマンショックがあった2008年の秋。
その前に中国の時代と言う著書が出版されていた。
当時、投資銀行に関わるシステムを担当していた立場上、僕は読んでいたが
的確に今の中国の繁栄と矛盾を言い当てている。

ただ言いたいことは、投資的観点から未来を予測することではない。
確かに今後を予測する尺度として、それは一番参考になる資料であるが
なぜそこに至ったかの歴史を知らず、将来を予測できたとしても
未だ抱える国々との諸問題の解決には至らない。

大切なことは、リアルタイムで報道される内容について、
その背景である歴史に何があったかを知らなければならない。
要するに、僕らが自国について戦後何も知らされてなかったように
中国においても同じく、文革前後の歴史について知らなければ
隣国に対する判断を見誤ることになる。
その間口として推薦できる本はワイルドスワンである。
これは1991年に発表された中国人女性作家ユン・チアンの自伝的ノンフィクションである。

この1991年に注目してもらいたいが、日本ではバブル絶頂期である。
日本では「弱くなったアメリカ」と頻繁に報道されていた時代だ。
著者はイギリスに亡命していたから出版できたものであって
著者が祖国にいたならば、僕らには目に触れることもなかっただろう中国の戦前戦中戦後である。
勿論、そこには日本による侵略も記されている。

今の中国に言論の自由があるかといえば、決してないだろう。
しかし改革開放路線による貧富の格差と地方政府の腐敗、それに環境破壊がここまで露呈している以上
このまま共産党一党による国家体制が続くかは疑問である。

歴史上「貧富の格差」によってイディオロギーを主軸にした革命がなされた国はロシア(旧ソ連)だけである。
しかしその後民主主義を持たない社会主義国家の恐ろしさは報道され続けた内容だけでもで十分だろう。
※ソ連が崩壊し国名がロシアに戻った根底はチェルノブイリ原発事故による財政崩壊が発端である。

マルクスの資本論では、産業革命によってイギリスでこの革命が勃発されると記された。
要するに資本主義の行き過ぎから到達する「貧富の格差」により、革命へ経て社会主義が始まるとされた。
この予測が外れたのは皮肉なことである。
しかしこれにより思想を主軸とした歴史的見解は未来予測の道具として不完全であることを露呈したわけでもある。

歴史は未来予測のためにあるのではなく過去を深く考え、今を生かすためにある。
未来を創るのは誰でもない僕らであるのだから。
このあたりを評論家的に語るだけで政治家任せにしていたら
いつまでも不安定な道のりが続く。
いったい安倍は何を考えて、この日に靖国参拝をしたのだろうか。

日本は単純にアメリカ追随をしてきたことだけ反省をするのではなく
大切な隣国にこの国が何をしてきたかを忘れないことである。

そしてどのような過程で今の諸問題があるのかを知らないまま
国の民度や優劣について批評するだけでは
国交の改善について道を見誤ることになる。

日本は歴史上例がない少子高齢化へと向かっているが
中国も例外ではない。
一人っ子政策が軸となって、間もなく日本以上の少子高齢化へと突入する。
勿論、中国当局もこれを前提とした国策を持たざるをえないからこそ
近隣諸国への圧力を強めている。
本音から言えば、もっと日本批判ができるようになってもらいたいはずである。

20年後の東アジアについて、半藤一利さんは宮崎駿さんとの対談で
「今のような国境はなくなりEUのような連合になっているはずです。
 それしか生き残る道はないでしょう。」
と語っている。
本当にそれが実現するかは今を生きる僕ら次第なのだろうとも思う。

いずれにしても今日の二つのニュースは背筋が寒くなる内容だった。
by jun_hara | 2013-12-26 22:32 | 独り言

これからを生きる子供たちの親へ


録画しておいたサンデーモーニング
ここのところの右傾化する法案成立の過程について
河野さんが興味深いコメントをしていた。
大変、皮肉で残念な引用ですが
国家が戦争を起こすのは簡単です。
それは「敵が攻めてきた。」と言えばいい。
それでもだめなら
「家族の平和を守るために愛国心はあるのか。」と言えばいい。

と言う話。
確かにその通りだ。

尖閣諸島や竹島問題、それに北朝鮮情勢の報道。
自民一強の中、たった50日程度で決まってしまった
秘密保護法を含む危険な法案を筋道立てて伝えない報道。
※テレビでは影響力が強いサンデーモーニングは別として。
秘密保護法に至っては愛国心の既定まである。

兎に角、官僚と自民を含む権力を持つ立場にいる人たちは
憲法第9条を改悪して、自衛隊を軍隊にすることに躍起なのだ。
要するに徴兵制度の復活である。

これらに対して一番の黒幕は
アメリカのティーパーティーなどの保守層と権力者である。

戦後、日本の総理大臣は、
アメリカの属国として、お伺いをたてる存在にすぎず
その支配は未だ続いている。

3年前に政権の座に就いた民主党の異様な崩壊をどう見ただろう。
鳩山さんの普天間基地の県外移設に対しての変節。
管さんの時の2011.3.11に適格な情報が入らなかった首相官邸。
消費税引き上げを大義名分とした民主党の分裂と
大敗することがわかっていながら、やけくそ解散した野田さん。

いずれにしても戦後アメリカに益のない国策をとなえる首相は
巧妙に排除されるようになっている。

GHQによって、二度とこの国が軍事力を持たないようにと作られた憲法が
今やアメリカは財政から軍事費を削減したいがために
「日本は自国のためには国防費を自前で調達しろ」と言うご都合主義。

だからこそ、55年体制から権力の座に就いて苦渋をなめてきた自民としては
軍事力を復活し、自主路線をとれる国に変えたいという動機が根幹にあるのだ。

このことについて、どれ程の有権者がチェックしているだろうか。
今、小さな子供も15年後には、徴兵されてもおかしくはない時代に進んでいる。
それらは意味をはき違えた『愛国心』の名のもとに
戦争と言う人殺しに召集されることを意味する。

原発にしてもそうだろう。
いくら国際水準より高いハードルを設けたからと言って再稼働など言語道断である。
資源を持たない国としては、原発再稼働により財界が潤う構造へ戻すことに躍起である。
これにより株価は上昇し、景気や貿易収支の数値も上がるわけだから。
それにこの国の技術水準において原発の核兵器軍事転用は簡単であるし。

しかしながら海岸線にくまなく張り巡らされた原発を攻撃されたら
ひとたまりもなくこの国は壊滅する。
福島第一の核燃料移送と石棺さえ40年はかかる。
しかもその見積もりには1号機から3号機でメルトダウンしている核の取り出しは入っていない。
再稼働は政官財による一時しのぎの完全なバクチなのだ。
本当に防衛を唱えるなら廃炉以外の選択肢しかないのに。

また、これらに触れず福島の現状につき、首相自ら嘘をついてまで取得したオリンピック。
裏社会の資金源となるゼネコンによるインフラと
核技術を売り込むために中国周辺諸国でトップセールスをする首相。

これが最低でも後3年は続く。

それでも無関心でいられるとしたら
子供たちにとって大きな罪を犯していることになると思いませんか?
それとも今さえ良ければどうでもいいですか?
by jun_hara | 2013-12-23 14:34 | 独り言

沖縄旅行と永遠の0

e0027033_2033887.jpg

初めての沖縄。
今回のスケジュールの立て方は良かった。
恐らくもっと長い日程で計画するなら、今回の事は十分参考になると思う。
取りあえず冬休み中にはコラムにしておきたい。

そして今日は永遠の0(ゼロ)を見に行ってきた。
客席は満員御礼だった。

ただ映画の中で南の島のリゾート化を風刺する場面があったが、それは不要だったのでは。
太平洋戦争を知らない人がすべて現近代史を知ることは不可能なのだから。
むしろ南の島が太平洋戦争の一番の悲劇の島々であったことを知ってしまうと
観光客がお金を落とすことにとってマイナスになる。

僕としては、この映画を観る前に鹿児島へ行って
実際のゼロ戦や当時の戦闘機を見たり、
特攻へ行った英霊の遺書を拝読したので
複眼的に観られたと思う。

勿論、摩文仁から帰った直後だったから、
単純な感慨にふけることはなかったとも思う。

ただ、この映画がこれだけヒットしているのは複雑である。
元CIA諜報員スノーデンのロシアへの亡命、
毎日繰り返される尖閣諸島の問題と北朝鮮に対する報道...
そして、秘密保護法案成立など
現在進行形で右傾化が進んでいることを危惧してしまうからだ。

あの戦争を語り継ぐことは大切だけど、
それが美化されることは避けなければならない。
この映画(または小説)をみて一番大事なことは
❝平和❞の対立にある❝戦争❞というものの実際が何であるかイマジンしつつ
単純に善悪で歴史を判断しないことである。
これが理解できなければ、知らず知らずのうちに
いつか来た道をまた進んでしまう。
by jun_hara | 2013-12-22 21:07 |

別府の夜

e0027033_23361437.jpg


中学生の卒業旅行以来の別府は新たな思い出の場所になりました。
偶然入ったライブハウス博堂村では丁度忘年会ライブの夜で、出演させていただいたり、バッキングをしたりで
思わぬ出会いの連続でした。
そしてその後、地下道で出会ったストリートミュージシャンたいが君とも。
そして、そして...
うーん。
タイムリミット。
明日も仕事なので、詳しくは年内にコラムにします。

今回の写真は忘年会後の博堂村のオーナーママさんと僕です。

今週末、次は初めての沖縄へ。
年内最後のLCCぶらり旅。
リアルタイムの情報は僕のスマホ用Facebookの友達のみ見れます。
by jun_hara | 2013-12-16 23:51 |

旭川紀行とレイトショー



今日は一日中かかって11月に行った旭川の事をコラムに書いた。
そしてレイトショーで清洲会議を見るため自転車で木場の109シネマまで行ってきた。
流石に何度も大河ドラマや本で詳細を知っているので、驚きはなく
史実に忠実であるためか、三谷映画としては笑える箇所がない。
むしろ歴史を知らない人が観たら面白いのかも。
by jun_hara | 2013-12-07 23:28 | 週末

ぬけがら



今回の音源はイルカのクリスマスアルバムボヘミアの森からから、一番好きだったぬけがらです。
このレコード(CDではなく)は中学の頃買ったもので、盤面が白で作られていていたことを思い出します。
悲しい顔は誰にでもできる♪~の歌詞が今でも心の中に留まっています。
by jun_hara | 2013-12-06 21:30 | music

虹の地球(ほし)


辛島美登里の歌はあまり興味がなかったけど、この唄だけは別。
歌詞についてかなり影響を受けています。

このアレンジのような音を再現したくてオーケストラのVSTi音源を探していますが、フリーだと日本のものがない。
かと言って本当に欲しい音源だと9万円くらいかかる。
とりあえずDSK Stringsというフリーのソフトをダウンロードしたので挑戦してみます。
by jun_hara | 2013-12-05 23:03 | music

鹿児島旅行

e0027033_22352037.jpg

高校の時以来の鹿児島。
やっぱり自分の足で確かめないと解らない感動でいっぱいでした。
旭川旅行も含め、覚えているうちにコラムにしなきゃ。
by jun_hara | 2013-12-02 22:37 |