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原発事故レベル7

今朝午前8時過ぎ大きな余震があった。
僕は丁度地下鉄に乗り込もうとした時だった。
駅構内では緊急放送が鳴り響き、電車は定刻に出発できないままだった。
地下鉄のホームではゆれはわからなかったけど、地上の駅を利用していた人には大きく感じたらしい。
これを含め国際的基準の原発事故レベル7

普段目を通すことのない電車の中吊り広告に「福島県民の銭湯お断り」などという雑誌のタイトルがあった。
何を根拠にこんな内容が掲載されるのか。
根拠があったとしてもこのタイトルを掲載するだけで、どれだけの風評があると想像しているのか。
テレビ以上に週刊誌をはじめマスコミの無責任さを感じる。
こんな宣伝をする前にこの週末、経済産業省(旧通商産業省)前や東電前で反原発のデモが行われていることを報道すべきだ。
原爆を経験している唯一の国で、安全神話を流布し続け原発を作り続けた主犯はこの二者なのだから。
その上、日本はこの期に及んでトルコへ原発輸出の売り込みは続行するとのこと。

そして前にも書いたけど過去の報道は消せない
高木仁三郎さんが健在の頃、1988年の朝まで生テレビ!で発言していた東電の研究者が告発されてもおかしくないことを言っている。

また一般報道はされていないが小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)の講演にあるよう、
自民党政権下の時代に東電が保証で倒産しないような法案が可決されている。
いくら東電の社長が誰に頭を下げてもそれは単なる儀式。
大企業がつぶれないような法律が、我々の気づかぬうちにできあがっているのだ。
それら法律が規定しているのは
東電など大企業が倒産するレベルを超るような場合、国が保証の肩代わりをすると言うもの。
要するに我々の税金が大企業がつぶれないよう保証していると言った内容だ。
これが健全な資本主義か!

いずれにせよ現在の民主党が政権を持ってから不甲斐ない経緯は否定はしないが、
その代替えが自民党しかないと言う選択には決してならない。
先日の地方統一選挙の悪夢のような結果(特に都知事選)を踏まえて、来るべき衆院選には投票すべきだろう。
黒岩神奈川県新知事には脱原発を公約したことを覆さないでもらいたい。
by jun_hara | 2011-04-12 21:23 | 出来事 | Comments(0)


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