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秋から冬へ

秋から冬へ_e0027033_10444138.jpg今週で東京は一気に寒くなってしまった。部屋にいても暖房が必要なくらい。そう言えば久しぶりの書き込みと思ったら軽井沢から帰ってきてもう1週間が経ったわけだ。11月も残すところ後わずかだけど予定表を見てみると結構これから出るのも観るのもイベント関連が多い。自分で組んでておかしいけれどもうちょっと休みの日はフツーに過ごせる日を作っても良かったかなと反省している。日常の仕事よりエネルギー使うことも多しな~。

そうだった。愚痴ってないでこないだ水曜日の四谷天窓ライブのこと憶えているうちに書いとかなければ。会社を出たのがちょうど15時くらいだった。バスで帰宅してシャワーを浴びてそそくさと着替えたら16時近くになっていた。リハにはちょっと遅れそうだったので、とりあえず天窓に電話をしながら門仲の駅へと向かった。「申し訳ないです。16時50分くらいに到着できるかとは思うのですが...」っていう言葉にスタッフの方は「大丈夫ですよ~。」と仰って下さったのでホッとした。結局到着したのは16時50分JUST!既にリハは始まっていた。天窓の場合、基本的には準備が出来た人からやるということで決まりはないそうだが、全員がそろっている場合、2番手3番手4番手5番手1番手の順にやるそうだ。コタンやMiiya Cafeは確か基本的には逆リハだったような。そんなことはともかく、僕は2番手だったので本来ならリハは最初の出番だったのだ。なので準備ができたら次が僕だった。リハの音量は1発で決まり持ち時間をサビなど声を張り上げて唄うところを繰り返した。おかげでなんとか本番までに喉は作れたのでホッとした。
スタッフの方は僕の事を橋田さんからよく聞いているとのこと。詳しくは聞かなかったけどなんだか僕のMCが天窓で話題になったことがあったらしい。この際漫談芸人を目指そうかな...って思うわけないじゃん!そんな大変な仕事。唄っているほうがまだ楽です。はい。
ちなみにバッキングの時は打ち上げの時以外あまりお喋りはしません。

この日の対バンは女性ソロが3人男性ソロが僕を含め2人という構成。それぞれ個性の被らない面白い組み合わせだったのです。今日のブッキングはスタッフから「トリの山本明日香さんが雰囲気としてはいい組み合わせだから」と薦められて決まった日だった。対バンの方達の感想はそれぞれが持っているHPのBBSに書いたので省略します。っで自分の舞台はどうだったかと言うと、最初のMCですべってしまったので、兎に角自分で突っ込みを入れといて(一部笑いあり)唄に切り替えて始めた。それにしても夜の部の天窓は2番手になることが多いのですが、19:30過ぎから始まるので客の入りもちょうど良くていい塩梅なのですよ。不思議な事に僕の時だけ立ち見の人が居られたような。まー声の調子も良かったし、こんなもんじゃないかなーって感じです。スタッフからはMCをずっと聞いていたかったなんて言われました。自分でもなんか学生の時にやっていた録音会のようなMCになっちゃったなと思ったけど、その日のお客さんがそんな感じだったのですね。

プログラムは

1.A song of memories
2.生まれた街で
3.女友達
4.甘い時間
5.あの唄はもう唄わないのですか(風のカバー)
6.夢を唄う

という構成でここのところいつもやってきたものでした。
自分の演奏が終了して楽屋に引き上げてギターをしまっていると、山本さんが楽屋に来られて「あのカバー曲の歌詞いいですね。♪古いギターをいたわるように♪なんてところが」って仰ったので「風って知りませんか?」「知らないですね」「なごり雪って唄知ってます?」「はい」「同じ作曲者ですよ」「そうなんですか」って、ちょっと興味が出てこられたみたいで、こういう聴き方をしてくれる人がいると独りよがりでないカバーができて嬉しいもんです。はい。
秋から冬へ_e0027033_11472349.jpgと言う事で自分の出番が終われば酒が飲めるので(昔はやる前に飲んでたな~)カウンターに席を確保し、写真にあるビックリ焼酎のお湯割り(栗が入っています)を飲みながらオヤジに戻っていったのです。出演者のみんなは突っ込みを喜んでくれたのでホッとしてます。とりあえずライブは和やかに終了し、次のブッキングをスタッフと話し会いました。で、次回は来年1月14日(土)の昼の部になったのですけど、「でもトリをやってもらうかもしれませんよ」って脅され...いやいや、予告されてしまった。いたしかたない。お調子者の姿を見られてしまったのだから覚悟してます。でもよければ2番手が居心地いいからな~。まっいいや。唄わせてもらえるなら。って思いながら四ツ谷駅へとほろ酔いで歩いて行ったのでした。

今週観たビデオ
笑の大学やっとかりれた。
時は昭和15年(1940)、太平洋戦争勃発の前年に治安維持法のもと、舞台でやる喜劇の脚本にも検閲の強化がなされていた。そんな時代に警視庁の検閲室でとある喜劇作家と検閲官とのやりとりが始まった。部屋の中では敵対する立場のふたりの関係が笑いを含んで展開して行くといった内容。脚本は三谷幸喜、主演は喜劇作家を稲垣吾郎、検閲官を役所広司。
ここのところの三谷作品は昨年の「新撰組!」でもそうだけど、難しい時代をリアルな笑いに包み最後まで気持ちよく運んでくれると思います。来年の正月にあるNHK「新撰組!!」も是非観ようと思ったのです。

ってな日々です。
by jun_hara | 2005-11-19 11:58 | 週末 | Comments(0)


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