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歴史への誘い


義務教育では歴史教育は古代から始まる。
少なくとも僕等の世代まではそうだった。
大学時代に日本史について中学3年生の女の子と姪の家庭教師をやった経験と
現在の自分の仕事と生活に繋がる歴史を学び続けている経験を照らし合わせた場合
本当に学ぶべき歴史とは、
自らの人生と言う今が「どんな環境でどんな時代か」を合点し、
内発的に動機づけられ、
自ら「自分史に繋がる過去」を知りたくなることだ。

この動機付けには古代や近世などからを時系列に教えようとすると事実の羅列だけで意味がない。
これには教える側の想像力が必要になる。
事実を羅列して詰め込むのではなく、地図という空間を提示しつつ現状の立場に例えながら物語ることが大切になる。

これは
「今、自分はどういった世界で暮らしているか」
「自分がどうして今の問題をかかえているのか」
「どういう因果関係で今に至っているか」
「それを知ることでこれからどうやって生きていけばいいのか」に気づき
その時初めて人生の意味というものを熟慮するきっかけになるからだ。

このまま書き続けるには結論が遠すぎるなぁ...

要するに人は「温故知新」を肝に銘じなければ
真の意味で必要な礼節や道徳を学び続けることができず
「人生とは不完全な経験を重ね、かつ、問い続ける修行である」
ということにたどり着けない。


入口は好奇心でいい。
それがなければ学びのきっかけにならない。
それがなければ人生の不条理に向かい合えない。

僕等が生まれ来る子供たちに語れることがあるとすれば、そういうことなのだろう。

もっと大切なのが大人の我々がこの苦境に満ちた未来から逃げずに生き抜くことであるのだろう。
今、人生を楽しむことはリアルタイムで難しくても、いつかきっとその経験に感謝する時が来ると言うこととなる。
そしてそれが希望を失わずにいることの絶対条件になるからだろう。

そのためにこそ、どの分野においても歴史を学ぶ意義があると思う。
by jun_hara | 2013-01-19 18:49 | 独り言 | Comments(0)


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