風立ちぬ



昨日、木場109シネマズのレイトショーで観てきたのだけど
正直、コンセプトがイマイチわかりにくい映画だった。
もしこれがジブリ作品ではなく実写でやっていたら、途中で席を立ったかもしれない。

ネットで
明確な起承転結が無いのでちょっと体感時間が長いし、構成も少し散漫な感じがするんだけどね。
それでも、飽きずに観ていられるだけの力は十分あったと思う

と言う評価があったけど、
この
明確な起承転結が無いのでちょっと体感時間が長いし、構成も少し散漫な感じがするんだけどね。
は同意見。
しかし
飽きずに観ていられるだけの力は十分あったと思う。
とは思わなかった。

関東大震災にしても宮崎アニメだとリアリティがなかったし、時代の閉塞感をくみ取るには登場人物のメインがブルジョワのせいなのか、全く悲惨さのかけらもない。
昨年のコクリコ坂からは、見終わった後に、貧しくとも古き良き時代のメッセージが記憶にとどまった。

しかし今回は、
技術者は戦争のために飛行機を開発しようとしたのではなく、
「空にあこがれて、空をかけてゆく」ことにロマンがあり、
それこそがモチベーションとなって、零戦という画期的な国産飛行機が生まれた。

と言うところだろうけど、
いったい宮崎さんは誰に何を感じてほしかったのだろう。

生きねば!がメインテーマであるなら、零戦はその対局にある。

確かに当時零戦の戦闘能力が凄かったことや芸術的にも美しいことは否定しないが
かつてアメリカの兵士が証言したように
日本の飛行機は、搭乗員の命を軽視しすぎている。
と言ったことは僕も同じ評価である。

ただ、エンディングのテーマ曲ひこうき雲は、リマスタリングされていて凄くいい音だった。
by jun_hara | 2013-07-29 21:12 | 映画


<< LIVE情報 頭痛 >>