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業界中心会議に参加してみて思った事

今日は午後から業界中心会議に参加するため、品川のマイクロソフト社まで行ってきた。
テーマは『業務系アプリにおける先端技術活用/適用領域の可能性』。
要するに、スキャナーやセンサー、それにスマホなど入力デバイスの発達に伴い
「業務系アプリに新たな市場を作れるか」と言うこと。

久しぶりに参加したこともあってか、聞いたことがない新技術用語が多用された内容だった。
ただ、業務系アプリの市場が2015年を過ぎた後、減っていくと言われている中で
「キーボードやマウス以外の入力デバイスにより、効率化される業務は何なのか」と言う内容で終始したのにも関わらず
さして腑に落ちる提案が出てこなかったことには疑問を感じる。

そもそも、多くの企業にまだ「Visual Basic ver.6以前+Oracle8i以前」などのC/S(クライアントサーバー)が依然、残存してるし、
それどころかEXCELとメール頼みの事務処理が行われている会社も、まだまだあるのだ。

問題は、クラウドの普及やハードウェアの価格下落が著しいのに
システム化されていない業務や、旧システムからの移行ができていない会社の業務が
未だ多数残存していることである。

これは旧システムの技術を分析できるエンジニアと、
新たな技術によるシステム化を提案できるエンジニアの
両者を兼ね備えた人材不足も相まって、
なかなかマイグレーション(移行)に成功していない事例が多すぎるのだと思う。
だいたい、これらの理解なしに受託開発は、どうやって見積もりができるのだろう。

私の年初の抱負は「業務系アプリ開発のカラクリを順序立てて文章にしたい」と言う事だった。

開発者側の観点からは、プログラミング言語としてjavaやC#が選ばれることが多い。
しかし、世界でも日本でも業務系アプリで一番使われてきた言語は
Excel VBAやASP(Active Server Page)なども含めVisual Basicである。

この前提がある限り、社内SE育成のし易さなども考えれば
.netにおいてもC#.net偏重ではなく、
Visual Basic.netによるプログラミングの方も、もっと考慮されるべきだと思う。

勿論、Webがインターフェースであるなら、ASP.NET(Web Forms)は不可避である。
ASP.NET-MVC(Model View Controller)-はイベントドリブンに慣れてきた開発者からすれば、
取っつきにくく、MVC経験のあるエンジニアも少なく、需要の方もまだまだなのは当然である。

ここまで書いてきた内容は、エンジニア以外からすると「何んのこっちゃ?」かもしれない。

技術革新のスピードは著しく、憶えることはとめどなく増加していく。
勿論、最新の技術も大切であるが、
それ以前に、現在までの技術革新について物語的に説明し、
業務アプリを工程順に具体的な設計書やプログラムコードを示しながら
理解しやすい書籍を残したいと思っている。

業務アプリはSIer(システム開発会社)にしか作れない時代が終わろうとしている。
その時代の移行期にありながら、技術者育成など社会貢献となる仕事はまだまだあるはずで
このことをぶれずに成し遂げたいと願っているのだ。

それができてこそ、システム開発を四半世紀に及び続けてきたかいがあるではないか。
by jun_hara | 2014-03-15 18:47 | 情報 | Comments(0)


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