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真夏日の秋

真夏日の秋_e0027033_164326.jpg連休も残すところ今日のみになった。
でも来週も3連休なのだー...と思っているけれど休日出勤の可能性が大。
だからこの週末だけはいっぱい自分へご褒美をあげたのだ。
さてその内容を僕の作業予定Personalから掘り起こしておく。

平成19年9月15日土曜日
●DVD返却(ただ、君を愛してる)
「しっ、しまった!この映画前回も借りている。」と分かったのは先週の事。
仕方がないのでもう一度観てから返却することに。

●13:00歯医者
今回は3か月毎に行っている定期検診。
その時の先生との会話
「歯垢が着きにくくなっているみたいだけれど、歯磨き方法がうまくなったのですか?」
「いいえ」
「とすると煙草の本数を減らしたとか?」
「いいえ」
だった。
確かにクリーニングにかかる時間はだんだん短くなっている。
でもうちの家系で歯が丈夫なのは今のところ僕だけだから今後のためにこの検診は続けるつもり。
次回は平成19年12月15日土曜日13:00。
ちなみに、うちの家系で唯一視力がいいのは姉だけ。一番の読書家のはずなのに。

●15:00日精研
今回カウンセリングでは自分のこれまでの生活を永遠の少年という観点から話し出した。
このリンクの説明だと分かりやすいぶん厳密性に欠けるので、誤解がないように書くと現在の日本人が持っている永遠の少年性としたほうが妥当だろうけど。
そしてそんな影を自我に統合するために必要なこととして僕の人生に特別な分岐点になった古い手紙を先生に預かってもらった。
次回からは恐らく真剣勝負のカウンセリングに変容していくと思う。
いずれにしてもこれからの自分がどう変われるか楽しみだ。
真夏日の秋_e0027033_1642981.jpg

カウンセリング終了後、靖国神社の大村益次郎銅像が見えるカフェで遅い昼食。


●19:00猫森集会
今回のAプログラムのゲストは斉藤由貴
既に2児の母になっているけれど、その天然ぶりは相変わらず。
僕が大学生だった頃は比類ないアイドルだった。そういえばゼミの同窓生にはなっちゃんという娘がいて学部内でも結構人気があったなぁ。血液型も同じB型だったし。

ゲド戦記
帰ってきてから午前中に借りたDVDを観た。
それにしてもこの話...。どれだけの人が含まれているメッセージを理解できたのだろう。
話の中に出てくるのはドッペルゲンガー死と再生など殆どが深層心理学で扱っているテーマをストレートに表現している。
時代背景はジブリの作品に多くみられる中世西欧風の海辺の街だけれど、話の展開は結構ベタな内容。
もののけ姫もそうだけど、ここのところのジブリ作品は環境問題や現代人の精神的病理を話の中心に置きすぎているので、伝えたいことはわかるが、子供達や普通の娯楽作品として鑑賞した大人達にとっては難しすぎると思う。
やっぱり耳をすませばのような映画のほうがジブリ作品としては僕は好きなのだけれど。

平成19年9月16日日曜日
●13:30ソングライティング
今回のテーマはディミニッシュの使い方のまとめ。
このコードの理解はあらゆる作曲の分野で登場しているけれど、その使用方法を解説するのはかなり難しいと思う。クラシックの楽典でもこのコードの展開については一番難しい分野に属する。
しかし覚えてしまえばこれほど和音構成が俯瞰できるコードはないので、理論よりも使い方を実際に応用したほうが早い。事実今回はその理論的説明をできるだけ避けて実践したせいか、皆疑問もなく織り交ぜて曲を作っていた。
15:30からは斉藤先生が用意してくれているスタジオでギターの個人レッスン。と言ってもこちらは僕が教える側。池袋のソングライティングの授業はピアノにより行われるため、ギターでのライブ出演をするためにはどうすればいいかということの補講みたいなもの。
今回はその総集編としての内容で、ギターでのディミニッシュについても説明。
真夏日の秋_e0027033_16405566.jpg一般のギター本ではこのコードの押さえ方は左図のように書かれていることが多い。
しかしこの押さえ方だと5弦6弦をミュートしなければならないから音の厚みとしては使いにくいことが多い。特にストロークで使いたい場合などがそうだ。


真夏日の秋_e0027033_164158.jpgそこで登場するのがもう一つの押さえ方である左図のポジション。
これだと全弦を弾くことができるのでストロークやコード展開にも応用しやすい。
などなどをやってきたのだけれど、この他技術的には8ビートストロークの基本とFill in、スリーフィーンガーの基本とベースランニング。それから実際のオーディションを想定してライブでの目線。ノリとメッセージ性などについて解説し、後は練習量というところまでたどり着いた。
ライブハウスのオーディションに受かる為にという前提で始めたので、これで僕の講義は終了。後は本人次第なのだ。もちろんサポートは逐次必要だと思うけど。


真夏日の秋_e0027033_16501749.jpg●17:30アコースティックナイト in 横浜
横浜の関内ホールで行われた伊勢正三、太田裕美、大野真澄のユニットコンサートへ行ってきた。
僕らが小学生の時に大ヒットをとばしていたメンバーのユニットなので5000人規模の大ホールも超満員。伊勢正三は僕の弾き語りの原点の人だし、太田裕美は中学生の頃、一番のあこがれだった。大野真澄はガロのメインボーカルで勿論学生街の喫茶店は凄い迫力だった。すぎやまこういちの作曲としては最高峰だ。
すごく贅沢なプログラムで知らない曲は殆どない。
エンディングも三者三様のメイン曲で締めくくり、それでもアンコールが絶えなかったので予定外の唄まで披露する盛り上がり。やっぱ昭和の名曲は僕らの深いところに刻まれいるから心揺さぶられるのだ。

このように結構移動の多い週末だったけど、移動中は携帯で音楽を聴きながら読書。


現在読んでいる本は
影の現象学
この本はかなり難解なのでわからないところは読みとばさないと進まない。
でも随所に重要な説明が書かれてあり、前述した永遠の少年についても、この本で理解できた。

戦争を知らない人のための靖国問題
これは題名の割にわかりやすい内容。著者自身が戦中は軍国少女だったこともあって戦後の日本の変節ぶりにはかなりその嘆きが伝わってくる。
右に偏った主張には極度の抵抗感がある僕らの世代だけれど、僕らが教えられてきた事にはかなりの事実誤認や偏見があるので読んでみて損はない。

ギタリストのための楽典
これは実際にギターによるソングライティングをどう教えるのが妥当かを研究するために買った本。
内容としては入門の域を出ていないし、ギターならではの説明としては面白くない。
この本よりもギタリストのための全知識のほうが全然読み応えが違う。

ううう...今日の半日がこのブログを書くことで終わってしまった。

今回の最初の写真は土曜日のカフェから見える靖国神社です。
by jun_hara | 2007-09-17 16:16 | 週末 | Comments(0)


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