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徒然なるままに

徒然なるままに_e0027033_20522955.jpg昨日は久しぶりのコタンライブでした。
P太郎は高校の同窓会があって欠席。
コタンでは久しぶりに一人でやってみました。
新曲は最近作れていなかったけど、ライブでは未公開の曲ならたらふくある。完成度は別にして。
そんでもって、今回は海の見える街
という学生時代に作った歌をやってみた。
この曲は実家に住んでいる頃、ピアノで練習をしていたら、父が近寄ってきて
「これお前が作ったやつか」って聞いてきたのを憶えている。
日頃僕の唄など興味がないのか関心も示さなかったけど、この時の父の驚いた顔は今でも憶えている。
確かに当時の僕の実力からすると、ありえないコード展開の曲だったし。
Aメロのコードだけを書くとKey of Cで
C→G→Em7♭5→A7♭9→Dm7→A♭→E♭→Cm7→Dm7→G7
という流れ。
歌詞も諸「夏の明石の海辺」をなぞったもので、我ながらかなり完成度が高かった。
今まで唄わなかったのは、ライブを始めた頃すでに生まれた街でという唄があって内容がこれとかぶるからだった。
でもそれは勿体ないので初めてこの唄をライブで披露したのだ。

この日は声の調子も良く久しぶりに「出し切ったな~」ってな感じで終えることができた。
また対バンのみんなも七草晴ちゃん(コタンのBBSでツーショットの写真あり)以外は初対面なのに、すぐに旧知の仲みたいになった。
えびのからちゃんはえらい僕の声を気に入ってくれたし、えびのからちゃん自体が沖縄のテーゲーな雰囲気を持った性格のいい子なのだ。
唄の歌詞はそれとは対照的にまるで全共闘時代のような内容が多いけどね。
でも僕は嬉しかった。今でもこんな歌を作る若い人がいることが。

トリのMOGAMIさんとは同世代ということもあり初対面なのにリハの時から話しが弾んで、いっぺんに仲良くなってしまった。
そんでもってお別れの時にMOGAMIさんから「メール教えて」って名刺を頂いたので忘れないうちに帰宅してからメール交換をしたのだ。
そこいらのライブハウスではまずあり得ない、これぞコタンの面白いところなのだ。

それに昨日はライブ終了後、店長の木村さんと1時間くらい喋っていたような。
これも初めてかな。
最後はタティーに見送られて「また飲みに行こう」ということで過ぎていった日曜の夜だった。

この2年間で自分のライブは計画的に減らしてきた...正確には削ぎ落としてきた。
そろそろ数をこなすばかりの時期は過ぎているし、それもこれも本当にやりたいことのためには必要で、自分のライブは細く長く続けたいからもある。
そして、今は2か月に1回コタンだけでやるところまできた。
ここだけは辞められない。
僕がここでライブをはじめたからからだけではなくて
こんなにも得ることの多い場所は他にないからだ。
要するに出演者もお客様も大人が楽しめる数少ないハコなのだ。

皆さん一度お越しになって下さい。
この季節、お勧めの料理は特製ハヤシライスです。

セットリスト
1.生まれた街で with a A.Guitar
2.女友達 with a A.Guitar
3.甘い時間 with a A.Guitar
4.海の見える街 with a A.Piano
5.夢を唄う with a A.Piano


今日の写真は帰宅時に永代2丁目の陸橋から観えた月島の夕景です。
by jun_hara | 2008-07-28 21:03 | music | Comments(0)


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