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曲作りで一番難しいこと

それは作詞だ。
メロディーはコード進行(スケールを含む)やリズムパターンをこねくり回せばなんとかなる。
コード進行はバークレー並の音楽理論を理解すれば99%パズルのようにどうにもなる。
※といってもこれはデリバティブを解釈出来るほどの金融工学並のレベルだけど
でも弾き語りをする場合、歌詞だけはテクニカルな答えはない。
勿論、メロディーを埋めるために、感嘆詞(ああ!とか、うう!とか)や接続詞(そして!とか、でも!)とかでメロディーと折り合いをつけるテクニックはあるとしても、それは枝葉末節で、メッセージがこもっていない唄では人心を動かすには無力である。
では作詞の完成度は運だけなのかと言うとそれは違う。
メロディーになる言葉は、ふとした瞬間に思いつくもので、要はそれを記憶にできるかどうかなのだ。
もし記憶にできでいないとしたらそれは怠慢で、書き留めておかないからと言うことになる。
今やパソコンのキーボードが主流で手書きを行う場面は少ないけど、これは準備次第なのだ。
僕は自身のパソコンを24時間立ち上げている。
エコに反すると思う人もいるかと思うが弱電であるパソコンの場合、殆ど環境問題とは関係ない。
※大体CO2削減は科学的な根拠はなく、先進国(特にアメリカ)が新興国の中国やインドを牽制するためのプロパギャンダなのだ!

本題に戻ると、パソコンを常時立ち上げておいて、テキストファイルを作っておき、何時でも思い立った時にNotePadに打ち込むだけでも、後々それが名曲のフック(業界用語で心に引っかかるフレーズ)になるのだ。
※僕は記憶の箱.txtというファイルをデスクトップにおいている。
書き込む内容は歌詞にならないとしても、裸で道を歩くほど唄にするにはかなり勇気のいる言葉だらけになる。しかし、この準備がないと20曲以上の唄は作れないのだ。

さて、そんな恥さらし的な一部分を公開してみようか。

僕の人生は
某(なにがし)かの死を探している道だった

どうすればそこにたどり着けるだろう
そればかり考えてた

そしてそれは意識で考えても出来ないことだと気づいた
要するに、自己嫌悪や自己憐憫だけではたどり着けないのだ

結果的には自分を追い詰めることでそれが実現できる
簡単な答えだった
誰かを傷つけて憎しみの連鎖に加わったなら
それだけで人間は早死できるのだ
そう
早死できるのだ
もっと早く知りたかったのに...

あなたの優しさを知ってしまった今はもう遅い
あなたの優しさを...


そんなことどうでもいいけど、まやかしの円高は何時終わるんだ!
1ドル=120円に軌道が乗るまで、何処にも投資できないではないか!
別に米ドルは持っていないけどね。
by jun_hara | 2008-11-01 01:09 | music | Comments(0)


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